wol
コントローラーのスティックに取り付けて高さや形状をカスタムできるフリーク製品ですが、各社から多くの製品が販売されています。
フリークといえば、KONTROL FREEKのVORTEX、RAISXのGAIMXが有名ですよね。Amazonを見ると他にもいろいろあり、ゲオなどでもアシストキャップとして売られています。
今回、そんな数多くのフリークを上回る製品が登場しました。それがこの、「維新ゲーミング PRO FREAK」です。
品質の高い日本製で、高さ調整ができるというフリークの常識を覆した製品です。
目次
PRO FREAK(プロフリーク)の外観とセット内容
パッケージはこんな感じ。パッと見で日本製だと分かる和柄でかなりデザインが良いです。
パッケージ裏面には、商品説明が書かれています。
一般的なフリーク製品と同じく、セット内容はシンプルな本体のみです。台紙は裏面が説明書になっています。
- 1× プロフリーク(ロングタイプ)
- 1× プロフリーク(ショートタイプ)
- 1× 取扱説明書(台紙)
PRO FREAK(プロフリーク)の使用感と特徴
PRO FREAKを実際に使ってみての使用感と特徴をご紹介します!
- PS4以外の幅広いコントローラーにも対応
- デザイン・製造のすべてが完全日本製
- 凹型・凸型の2種類を展開
- 高さ調整ができる世界初のフリーク
- 大きくて扱いやすいグリップ
- コントローラーに干渉しない設計
PS4以外の幅広いコントローラーにも対応
PRO FREAKはPS4での使用がメインですが、その他にも多数のコントローラーに対応しています。
- PS4/PS5
- Evil controller(純正スティック仕様)
- SCUF Vantage/SCUF(純正スティック仕様)
- △ ASTRO Gaming C40(取り付け可能だがキツい)
- △ Xbox one/seriesX(取り付け可能だが緩い)
- Nintedo Switch Proコントローラー
wol
デザイン・製造のすべてが完全日本製
PRO FREAKは、箱、商品を製造する金型、製造工場などすべてが日本製です。
海外製だと同じものでも個体差が激しかったり、品質の面で気になることが多いですが、日本製だとその点で安心ですね!
パーツを見てみても、バリなどもなくめちゃくちゃ綺麗です。
分解できるので簡単に洗浄できるのもGood!
ちなみに、製造・販売を行う維新ゲーミング(Ishin Gaming)は、エビルコントローラーやエイムリングの販売を行う、しまリス堂さんが新設した会社になります。
wol
凹型・凸型の2種類を展開
PRO FREAKは、最初から定番の凹型(コンケーブ型)と凸型(ドーム型)の2種類が販売され、どちらもショートタイプとロングタイプがセットになっています。
赤い凹型は「PRO FREAK Aka」、緑の凸型は「PRO FREAK Midori」という製品名です。
wol
PS4コントローラーに着けるとこんな感じ。めちゃくちゃおしゃれです!
赤も緑もかなり鮮やかで、どの色のコントローラーに付けても映えますね。
以前レビューしたスカフコントローラーの記事を読んでもらえば分かりますが、僕は凸型派なので、今回2種類頂きましたが、それも凸型が好みでした!
【SCUF IMPACTをレビュー】使いやすさ抜群!プロ仕様の背面パドル付きPS4コントローラー【スカフインパクト】
【特許技術】高さ調整ができる世界初のフリーク
従来のフリークといえば、ショート・ミドル・ロングなど様々な高さがあり、まずは自分にあったものを探す必要がありました。
しかし、PRO FREAKは、0.1mm単位の無段階で高さを調整することができます。これは一般的に出回っているフリークの一番低い物とほぼ同じ高さから一番高い物より少し高い位置まで調整可能とのことです。
高さの切り替え方法については、中の台紙の裏面にも記載されています。
※図や説明に若干修正箇所があり、初回生産分以降に修正予定とのことです。
グリップとネジ止めを時計回りに動かすと低くなり、反時計回りにすると高くなります。
高さを決めた後は、グリップだけ回して締めるといった感じですね。ネジ止めが下についていることでそれ以上下がらなくなります。
左のショートタイプを一番低くした状態だと4.5mm、右のロングタイプを一番高くした状態だと10mmになります。
wol
僕はヘッド部分を取り換えて3段階で高さを調整できるスティックも持っていますが、PRO FREAKはその手間もなく無段階なので、完全上位互換です。
wol
高さに関しては、”これより良いフリークはない”と断言できますね。これ1つで完結するのはかなりすごいです。
凸型と凹型の高さ調整に関して
高さを一番低くしたとき、ネジ止めが台座にぴったりくっついた状態になると回しづらくなります。
凹型は形状的にスキマがあるので比較的問題ありませんが、凸型はグリップ部分とのスキマが狭くて指が入れづらいです。
説明書的には、グリップとネジ止めを一緒に回すのですが、先にグリップを緩めてからネジ止めを緩めると調整しやすかったです。
この点に関しては、一番低くしたときだけ使いづらいといった使用感で、それ以外の高さ間で調整するときは普通に使いやすいです。
wol
プロフリークは、最大の魅力である高さの調整幅をなるべく確保できるように作られていると感じました。
もっと調整幅を狭くすれば使いやすさも向上すると思いますが、メリットを最大限にしている今の状態が完成形なのかもしれませんね。
高さ上限はネジの溝の幅2つ分
プロフリークを使っている時、ギリギリまで高くするとグリップ部分が外れてしまうことがありました。
その点に関しては、グリップの固定の仕方について読むとしっかり書かれていました。
最低でも“ネジの溝の幅2つ分以上”をはめた状態で固定してね、とのことです。
wol
大きくて扱いやすいグリップ
PRO FREAKのグリップは、親指の先全体で操作できる面積に設計されています。
最初に触った時は、大きくて慣れませんでしたが、使っていくうちにかなり良いものだと気付きました。
グリップ感としては、軽く撫でるように触ってみると意外とサラサラしていて、使う前は指が滑ってしまいそうな印象です。
しかし、実際に指を置いて使ってみると、それほど滑らずグリップ感はとても良いのではないでしょうか。ISHIN GAMINGの文字とロゴがボコッとしており、こちらも良い感じに滑り止めになっています。
グリップ部分は日本の環境に合わせて、湿気が原因でゴムが劣化し辛いエラストマーという素材が使われており、グリップ以外は耐久性に優れて損傷しにくいABSという素材が使われています。
wol
コントローラーに干渉しない設計
一般的なフリーク製品は、爪がコントローラーに干渉して傷つけてしまうことがあります。
しかし、PRO FREAKはその点も考慮されており、コントローラーに干渉しない設計になっています。
細かなところでもこだわりを感じる作りなのがいいですね。
フリークあるあるの取れやすいという問題もありません!付けやすくて外しやすい設計です。
PRO FREAK(プロフリーク)のまとめ
- PS4以外の幅広いコントローラーにも対応
- デザイン・製造のすべてが完全日本製
- 凹型・凸型の2種類を展開
- 高さ調整ができる世界初のフリーク
- 大きくて扱いやすいグリップ
- コントローラーに干渉しない設計
PRO FREAK(プロフリーク)は、高さ調整ができる世界初のフリーク製品です。
しっくりくる高さが見つからない方、フリーク選びで悩んでいる方におすすめ!
高さ調整機能だけに目が行きがちですが、細かいところのこだわりが多くて日本製というのもポイントが高いですよね。
今までは2000円の他社フリークを何個も買って合うものを探している方が多かったと思いますが、プロフリークならこれ一つでOKです。
「高さじゃなくて形状が合わない」という方はその限りではありませんが、僕はグリップも普通に良いなと思ったので使い心地は悪くないと思います。
最初は「あれ?」と違和感があっても、使っていくうちに良いなと思ったので、フリーク製品は慣れが大きいのかなと思います。(そんなこと言ったら元も子もないけど)
凹型と凸型の2種類で展開されているので、自分の好みの方を選びましょう。どっちも買って、左を凹型、右を凸型の定番の組み合わせも良いと思います!
wol