どうも、wol( @GameMark555)です。
ゲーミングモニター選びで、まず始めに悩むのがパネルの種類についてです。
モニターのパネルにはいくつか種類がありますが、FPS向き、RPG向き、作業用向きなど、それぞれ特性や性能が大きく異なります。
wol
本記事では、ゲーミングモニターのパネルについて解説していきます。
この記事はこんな方におすすめ!
- それぞれのモニターパネルの特性を知りたい
- 自分に合ったモニターパネルを知りたい
- モニターパネル選びで失敗したくない
目次
TN、VA、IPSパネルについて
モニターのパネルはTN、VA、IPSの3種類があります。
- TNパネル:価格が安い。応答速度が速いが、鮮やかさと視野角が劣る。
- VAパネル:価格は普通。黒の表現がキレイだが、応答速度がやや遅め。
- IPSパネル:値段が高い。視野角が広くて一番鮮やかだが、応答速度が遅い。
TNパネルについて(Twisted Nematic)
TNパネルの良い点
TNパネルは応答速度が速いので、FPSなどの動きの速いゲームに向いています。
価格も安く、”ゲーミングモニター=TNパネル”って感じなので、どのパネルがいいのか悩んだらTNパネルを選んでおけば間違いはありません。
- 生産技術が確立されているので価格が安い
- ディスプレイの応答速度が速い
TNパネルの悪い点
TNパネルは視野角が狭いのが難点です。
一人なら正面から見るので問題はありませんが、複数人で画面を見るといった場合には向きません。
- 視野角が狭い
- 他のパネルよりも画質が劣る
VAパネルについて(Vertical Alignment)
VAパネルの良い点
VAパネルの一番の特徴は黒の表現がキレイな点です。
その他の性能に関しては良くも悪くも平均的といったモニターです。
- 遮光性が高いので黒の表現がキレイ
VAパネルの悪い点
VAパネルは応答速度が出しづらいので、動きの速いゲームには向いていません。
また、TNパネルほどではありませんが視野角が狭いです。そのため、作業用モニター向きです。
- 視野角が狭い
- 応答速度が遅い
IPSパネルについて(In-Plane Switching)
IPSパネルの良い点
IPSパネルは特徴はなんといっても映像が色鮮やかでキレイな点です。
そのため、画像編集や動画編集に向いており、クリエイターや医療現場でも用いられています。
視野角もかなり広いので、大人数で一緒に映画を観たり、ローカルマルチプレイができるゲームを遊んだりするのにもぴったりです。
- 映像が色鮮やか
- 視野角が広い
IPSパネルの悪い点
IPSパネルは性能が良い反面、応答速度が遅いのが難点です。動きの速いゲームには向きません。
値段も一番高く、同じサイズのTN・VAパネルと比べると価格は高めになります。
- 応答速度が遅い
- 価格が高い
TN・VA・IPSパネルを比較
3種類のパネルを表にまとめると以下の通りです。
パネル | TN | VA | IPS |
---|---|---|---|
応答速度 | ◎ | 〇 | △ |
画質 | △ | 〇 | ◎ |
発色 | △ | 〇 | ◎ |
視野角 | △ | 〇 | ◎ |
値段 | ◎ | 〇 | △ |
オンライン対戦ゲームを遊ぶなら応答速度が速いTNパネルを選びましょう。
RPGなどのゆったりとしたゲームを遊ぶ場合は、鮮やかなIPSパネルがおすすめです。友達や家族など大人数で画面を見て遊ぶことが多いSwitchユーザーの方にもおすすめです。
- オンライン対戦ゲームを遊ぶ→TNパネル
- 静止画ベースの作業用→VAパネルパネル
- RPGなどのゆったりとしたゲームを遊ぶ、映像を見る→IPSパネル
VAパネルはTN・IPSと比較するとゲーミングモニター向きではありませんので、選択肢からは外しましょう。
wol
ゲームを楽しみたいならIPSパネルが圧倒的におすすめ
ゲーミングモニターを買うときに悩むのが、「TNパネルとIPSパネルのどっちにするか?」という点だと思います。
基本的には応答速度が一番速いTNパネル一択なのですが、ガチゲーマーでなければIPSパネルがおすすめです。
なぜなら、普通にゲームを楽しみたいユーザーであれば、「TNパネルの応答速度」よりも「IPSの画面の綺麗さ」の方が恩恵が大きいからです。
例えば、PS4でゲームの他にもYouTubeやNetflixで動画を見ているという方にもIPSパネルがかなりおすすめです。
wol
- 普通にゲームを楽しみたいライトゲーマーにぴったり
- ゲーム以外にも動画を見る人におすすめ